校長室から

令和最初の学校林整備作業

 令和になり最初の学校林整備作業を、11月13日(水)に実施しました。天候に恵まれ抜けるような秋空の下で、参加した1年生172名は、松契会会員12名の方々とともに、徳島北部森林組合職員、徳島県東部農林水産局担当者の方々から指導いただきながら、下草刈りや枝打ち、植樹の作業を行いました。私が前回在籍した14年前に、山頂付近の日当たりの良い場所に植樹したやブナや欅・楓等の木々が大きく育っていて安心しました。年数が経ち大木となった楓は、赤く色づいて紅葉を一層鮮やかにしていました。
  公立普通科高校が学校林を有しているのは、徳島県では阿波高校1校です。本年度創立96年目となる本校はこれまで歴史を積み重ねてきましたが、学校林もその時代に応じて使い方を変えながら、多くの先輩たちの手を経て今日まで丁寧に管理されてきました。今後も、在校生に森林保全に関する環境教育等の生きた教材として活用することで、阿波高校の誇る財産の一つをしっかりと守り育てていきます。
 当日、作業に参加いただいた松契会会員の皆様、日頃から管理に当たっていただいている徳島北部森林組合組合員・職員や関係の皆様に厚くお礼申し上げます。当初の目的を達成し終了することができ、1年生生徒は一回り大きくなりました。今後とも、阿波高校の教育活動に対してご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。