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校則検討

お知らせ 2023年11月末現在の取り組みを報告します。

〔校則検討委員レポート〕

◎校則検討委員会では、11月6日~17日までの2週間の「A-weekⅡ」(阿波高生活を考える週間)を経て、先生方と生徒から意見を募集しました。

◎11月20日~24日の間、2階の渡り廊下に掲示板を出し、次のことについて色分けした付箋に書いて張ってもらいました。

 

付箋アンケート

・ピンク…理想の阿波高校

・ブルー…阿波高の変えたいところ・いやなところ

・イエロー…阿波高校のいいところ

また、先生、生徒全員を対象に、Formsによるアンケートも実施しました。

 

 

◎11月27日の放課後、検討委員会と先生方の意見交換会をもちました。

 参加者は先生方10人、生徒21人の計 31人でした。

 はじめにアンケート結果について説明し、その後、メイクやへアカラー等についての考えを伝え合いました。

 すぐに合意が図れて結論が出るというものではないので、これからも、先生方と、また、生徒同士で、こんな話合いや、もっと日常的な話合い、相談ができるようになればいいなと思いました。

 話合いの後、私たちのめざす「校風と個性を生かし、社会性を身につける学校」にするために、そもそも今の「社会」が求めるものは何かということについても考えました。できれば、企業などにもお話を聞かせていただきにうかがいたいと思いました。

生徒・教員意見交換会(11/27)

お知らせ 「生徒が主体的に参画する校則の見直し事例報告会」に参加しました!

*11月8日(水)15時30分から県庁で開催された「生徒が主体的に参画する校則の見直し事例報告会」に代表生徒4人が参加しました。

*報告会は、徳島県教育委員会主催で、4校(阿波高・徳島北高・鳴門高・名西高)が選出され、後藤田知事、榊教育長、4名の教育委員さんをお招きして実施されました。

*資料の作成等、準備は大変でしたが、後藤田知事をはじめ、みなさんの前でプレゼンできることにワクワクしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*終了後は、県の広報番組である「旬感 ! あわだより」のインタビューを受けました。

放送予定は、次のとおりです。ぜひご覧ください。

四国放送で、12月1日(金)午後6時56分~59分 (再放送) 12月6日(水) 午前0時54分〜57分 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*当日は「県庁夕暮れマルシェ」の開催日でもあり、報告会が終わって建物から出ると、20余りの店がテントやパラソルを立てて営業していました。少し散策し、報告を終えた解放感とマルシェの雰囲気を味わいながら帰路に着きました。

お知らせ A-weekⅡ(阿波高生活を考える週間)の実施について

阿波高校では、校則検討の一環として、生徒から要望の出された試行期間を設けます。

期間は11月6日(月)~17日(金)の2週間です。

この2週間を、「A-weekⅡ」(阿波高生活を考える週間)として、防寒着、登下校時の服装、カーディガン、靴下について、生徒たちが決めためざす学校像(「校風と個性を活かし、社会性が身につく学校」)を念頭に、一人一人が判断して着用する期間とします。

「A-weekⅡ」終了後は、現行の校則(「生徒生活心得」)に基づいた服装で登校・生活し、意見収集期間を経て、生徒と教員の意見交換会を実施する予定です。

 

にっこり 阿波高校の校則検討について(2023年10月末現在)

◎阿波高校では、生徒総会での要望をきっかけに、校則の抜本的見直しを提案、校則検討委員会の発足を呼びかけたところ、自主的に31名(現在は34名)が参加し、生徒による校則検討委員会が発足しました。

*校則検討委員会の活動内容の詳細は、本ブログ内「生徒校則検討委員会の活動について」をご覧ください。

◎学校としては、「生徒が主体的に考え生徒たちがルールメイキングに主体的に取り組める仕掛け」として、7月10日~16日を「Aーweek(阿波高生活を考える週間)」とし、そのうちの2日間を「自ら通学する服を選ぶ日」にしました。

 

◎校則検討委員会では、さまざまな活動の中で、校則検討の目的(=めざす学校像)が必要ということになり、全校生徒に呼びかけて合意形成を図った結果、反対0その他の意見0という結果を得、めざす学校像が決定しました。

動物生徒がめざす学校像「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」

◎また、検討を進める中で、2つの意見が出てきました。1つは、現行のルールをベースに不必要と考えるルールの削除を求める案(改定派案)、もう1つは、めざす学校像をベースに必要なルールを考えていく案(創造派案)。校則検討委員会では、2つの案の試行期間を1週間ずつ設けたいと考え、全校集会で提案しました。その際、これは試行であり、試行期間終了後は現行の校則をしっかりと守りながら検証・検討していくことを確認し、承認を得て、学校に2つの案に関する11月中の試行を要望しました。

◎検討委員会から出された要望を、10月31日、職員会議で検討しました。

 

 

 

 

 

 

 

                      

・改定派案に関しては、「ウイッグ」の項目を除き、承認することになりました。

《「ウイッグ」を除く理由》

 *現行の「生徒生活心得」には、「エクステンション(つけ毛)は認めない」という記載はあるものの、ウイッグについての記載はない。また、従来より事情によっては着用を認めているため、今後も事情がある場合は応相談としたい。

 

 

 

 

 

 

 

創造派案については、今回は見合わせることになりました。1031職員会議(校則検討)

《見合わせの理由》

 *自由度が高いため、「改定派案」試行後の1週間では、試行の効果に期待がもちにくい。

 *生徒と話し合いを重ね、案の成熟を促したい。

  具体例)「法令遵守」であれば、ヘルメットの着用を真剣に議論するなども必要であるが、そこまでの議論はされておらず、表面的な感じを拭えない。したがって、生徒同士のより深い議論や教員等との意見交換を重ね、案を成熟させることを期待する。

◎今後のスケジュール

11/6(月)~11/17(金)の2週間を、A-week(阿波高生活を考える週間)とし、生徒から要望のあった「改定派案」のうちウイッグを除く4項目について生徒の判断に任せることにします。

その後のスケジュールについては、次の表のとおりです。

阿波高校の校則(「生徒生活心得」)

阿波高校の校則に当たるものは、毎年4月に生徒に配付される「阿波高ハンドブック」に掲載されている「生徒生活心得」です。

「阿波高ハンドブック 2023」より抜粋し、掲載します。

 

生徒生活心得.pdf

なお、現在、生徒の校則検討委員会を中心に「生徒生活心得」の見直しを図っています。

また、次の点については、すでに変更しています。

・P16 2 服装について 

              (1)   阿波高等学校生徒服装について

      ③ 男女とも,制服には→ 制服には 

    (2) 制服について

      ① 男子制服 → スラックスタイプ

    P18   ② 女子制服 → スカートタイプ

    P19     ※ 男女とも校章入りバッジ・・・ → 校章入りバッジ・・・ 

・P20 3 携帯電話・スマートフォン等使用の校内規則について

    (1) ・・・。ただし、教職員の許可を得た場合は除く。

     → ・・・。ただし、昼休みの時間帯ならびに教職員の許可を得た場合は除く。

笑う 生徒校則検討委員会の活動について

◎一学期末考査終了後の7月10日(月)の放課後、第2回の校則検討委員会が開催され、今後の見通しを確認し、7月12日に予定されている校則検討ホームルーム活動の進め方を協議しました。

その結果、7月10日11日に実施されている「自ら通学する服を選ぶ日」の感想や、ヘルメット着用の校則化の是非、制服等の身だしなみに関する意見、実際の「生徒生活心得」に関する意見等を集約することとし、レジュメを作成しました。

◎ホームルーム活動の結果報告を兼ねて、7月12日に第3回校則検討委員会をもちました。

その結果、校則の見直しについて考える上で、「めざす学校像」(=校則を見直す目的)を決める必要があるという意見でまとまり、「生徒がめざす学校像」について話し合うためのホームルーム活動の実施を学校に要望し、認められました。

◎臨時のホームルーム活動で出た意見を集めた上で、校則見直しのプロセスを考える第4回検討委員会をもちました。

◎第5回校則検討委員会では、前回各ホームルームから集めた意見を集約し、仮目的を「生徒の意見を尊重し、やりたいことを全力できる学校」とし、これをめざす学校としたときに考えられるメリット、デメリットをグループ協議しました。その話し合いの中で、「めざす学校像」(=校則見直しの目的)は「これを見れば阿波高生の姿勢がわかるというものであるべきなのでは」という意見が出て、検討委員の気持ちが固まりました。次回までに検討委員それぞれが、改めて、自分たちの思いを伝えるべき表現を考えてくることにしました。

◎第6回校則検討委員会では、検討委員か持ち寄った意見から、委員会として推奨する「生徒がめざす学校像」を「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」と定め、全校生徒に是非を問うアンケートを実施しました。アンケートはMicrosoft Formsを活用して作成し、全校生徒にQRコードを配付する方法で行いました。その結果、回答数は全校生徒の77・6%にあたる361、そのうち賛成は361票、反対0票、その他の意見0票でした。これをもって、生徒がめざす学校は「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」に決まりました。

動物校則検討の目的は、「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」にするために必要なルールを考えること!

◎7月21日に開催された第7回校則検討委員会では、検討委員をグループ分けし、生徒がめざす学校像とホームルーム活動の中で上がってきた意見を踏まえて、各班でプレゼン資料を作り、先生方にも見ていただき、意見をもらおうということになりました。

◎第8回校則検討委員会は、8月7日に開催され、プレゼンの進捗状況の確認が行われましたが、どの班もまだ進んでいないということで、意見交換をして終わりました。校則検討委員会 話し合いの様子

◎9月28日に第9回校則検討委員会を持ち、プレゼンの進捗状況を確認、各班で最終の打ち合わせを行いました。

◎第10回校則検討委員会は10月5日に開催しました。校則についての考えなどを5つの班が発表しました。

 当初はそれを2つの班に集約し、全校生徒にプレゼンを行い、意見収集をする予定でしたが、考えていたほど意見に幅がなかったことから、再度これからの進め方について、校則検討委員会、生徒会のそれぞれの執行部と有志で検討することにしました。

◎校則検討委員会、生徒会それぞれの執行部を中心に、これまでの活動を受けて、現行の「生徒生活心得」の中で除いたらいいものを提案する「改定派案」と、校則なしをベースとして必要だと思うものを提案する「創造派案」の2案にまとめました。

その上で、学校に対するこの2案の”1週間ずつの試行”要望を、全校集会で提案することを決めましした。

◎10月30日、校則検討委員会主催のオンラインによる全校集会を開催し、これまでの経緯を改めて説明すると共に、「改定派案」と「創造派案」の試行について学校に要望することを提案し、承認を得ました。

*その際、試行期間後の検討期間においては現行の校則を厳守する必要があり、試行期間を経て、もし緩んだままの人がいたら、先生に指摘される前に、生徒同士で注意し合える阿波高生でいることの必要性も確認しました。

◎10月30日の全校集会では、各学級で、次の2つについても話し合い、自分たちの環境をつくるルールについて自分たちで考える機会にもしました。

  ・校則ってなんであるんだろう。 ・阿波高に来る際のTPOってなんだろう。 オンラインによる全校集会クラスでの話し合い

お知らせ 校則検討委員会が発足しました!

◎発足の経緯

令和5年6月13日、学校より、今年度の生徒総会で出された要望「アルバイト許可の緩和と球技大会当日の体操服登校の許可」への回答として、許可を求める理由となっている「生徒生活心得」(≒校則)の生徒主体の見直しが提案されました。

それを受け、生徒会役員を含む1,2年生31名が検討委員に手を挙げ、令和5年6月28日放課後に第1回校則検討委員会を開催、委員長、副委員長、書記の執行部を選出し、校則検討委員会が発足しました。