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笑う 生徒校則検討委員会の活動について

◎一学期末考査終了後の7月10日(月)の放課後、第2回の校則検討委員会が開催され、今後の見通しを確認し、7月12日に予定されている校則検討ホームルーム活動の進め方を協議しました。

その結果、7月10日11日に実施されている「自ら通学する服を選ぶ日」の感想や、ヘルメット着用の校則化の是非、制服等の身だしなみに関する意見、実際の「生徒生活心得」に関する意見等を集約することとし、レジュメを作成しました。

◎ホームルーム活動の結果報告を兼ねて、7月12日に第3回校則検討委員会をもちました。

その結果、校則の見直しについて考える上で、「めざす学校像」(=校則を見直す目的)を決める必要があるという意見でまとまり、「生徒がめざす学校像」について話し合うためのホームルーム活動の実施を学校に要望し、認められました。

◎臨時のホームルーム活動で出た意見を集めた上で、校則見直しのプロセスを考える第4回検討委員会をもちました。

◎第5回校則検討委員会では、前回各ホームルームから集めた意見を集約し、仮目的を「生徒の意見を尊重し、やりたいことを全力できる学校」とし、これをめざす学校としたときに考えられるメリット、デメリットをグループ協議しました。その話し合いの中で、「めざす学校像」(=校則見直しの目的)は「これを見れば阿波高生の姿勢がわかるというものであるべきなのでは」という意見が出て、検討委員の気持ちが固まりました。次回までに検討委員それぞれが、改めて、自分たちの思いを伝えるべき表現を考えてくることにしました。

◎第6回校則検討委員会では、検討委員か持ち寄った意見から、委員会として推奨する「生徒がめざす学校像」を「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」と定め、全校生徒に是非を問うアンケートを実施しました。アンケートはMicrosoft Formsを活用して作成し、全校生徒にQRコードを配付する方法で行いました。その結果、回答数は全校生徒の77・6%にあたる361、そのうち賛成は361票、反対0票、その他の意見0票でした。これをもって、生徒がめざす学校は「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」に決まりました。

動物校則検討の目的は、「校風と個性を生かし、社会性が身につく学校」にするために必要なルールを考えること!

◎7月21日に開催された第7回校則検討委員会では、検討委員をグループ分けし、生徒がめざす学校像とホームルーム活動の中で上がってきた意見を踏まえて、各班でプレゼン資料を作り、先生方にも見ていただき、意見をもらおうということになりました。

◎第8回校則検討委員会は、8月7日に開催され、プレゼンの進捗状況の確認が行われましたが、どの班もまだ進んでいないということで、意見交換をして終わりました。校則検討委員会 話し合いの様子

◎9月28日に第9回校則検討委員会を持ち、プレゼンの進捗状況を確認、各班で最終の打ち合わせを行いました。

◎第10回校則検討委員会は10月5日に開催しました。校則についての考えなどを5つの班が発表しました。

 当初はそれを2つの班に集約し、全校生徒にプレゼンを行い、意見収集をする予定でしたが、考えていたほど意見に幅がなかったことから、再度これからの進め方について、校則検討委員会、生徒会のそれぞれの執行部と有志で検討することにしました。

◎校則検討委員会、生徒会それぞれの執行部を中心に、これまでの活動を受けて、現行の「生徒生活心得」の中で除いたらいいものを提案する「改定派案」と、校則なしをベースとして必要だと思うものを提案する「創造派案」の2案にまとめました。

その上で、学校に対するこの2案の”1週間ずつの試行”要望を、全校集会で提案することを決めましした。

◎10月30日、校則検討委員会主催のオンラインによる全校集会を開催し、これまでの経緯を改めて説明すると共に、「改定派案」と「創造派案」の試行について学校に要望することを提案し、承認を得ました。

*その際、試行期間後の検討期間においては現行の校則を厳守する必要があり、試行期間を経て、もし緩んだままの人がいたら、先生に指摘される前に、生徒同士で注意し合える阿波高生でいることの必要性も確認しました。

◎10月30日の全校集会では、各学級で、次の2つについても話し合い、自分たちの環境をつくるルールについて自分たちで考える機会にもしました。

  ・校則ってなんであるんだろう。 ・阿波高に来る際のTPOってなんだろう。 オンラインによる全校集会クラスでの話し合い