校長室から

学校林整備作業・グリーン隊樹木剪定のお礼

阿波高校の学校林は,学校から東北の方向約4km,阿讃山系の南山麓にあり,広さは約70000平方メートルです。昭和15年に購入され,現在は樹齢数十年のヒノキやスギが生育しています。近年,1年生の学校行事として弁当持参で出かけ,1日かけて間伐や下草刈り,植樹等の整備作業を行っています。
  今年度は,11月14日(木)に学校林整備作業を実施しました。学校林に続く山道の整備は,事前に板野郡森林組合の皆さまに行っていただきました。また,腐食の進んだ学校林の標柱も10年ぶりに新調しました。資材は市川材木店が提供してくださいました。幸い,秋晴れの好天に恵まれ,フィトンチッドの漂う静謐な林内で心地よい汗をかいた後,弁当を食べ,恒例になっているレクリエーションである丸太切り大会も行いました。心身ともにリフレッシュでき,日ごろの学校生活では味わうことのできない貴重な体験をしたことと思います。
 御協力くださいました本淨阿波松契会会長をはじめとする7名の同窓会会員の皆さま,板野郡森林組合の4名の皆さま,さらに生徒・教員の集合場所として所管する研修会館をお貸しくださいました生光学園に深く感謝申し上げます。
 話題は前後しますが,去る11月3日(日)には,阿波高校グリーン隊のみなさんの御協力によって校内の樹木剪定を実施しました。本校では,5年前から同窓会(阿波松契会)会員や保護者のみなさんの奉仕作業で校内の樹木剪定作業を実施しており,参加される方々を“グリーン隊”と称しています。今年度は,9月に本校の学校創立90周年記念式典が行われたため,主だった樹木の剪定は終っていましたので,残っていた校長官舎周辺や校門東側の樹々の剪定を行っていただきました。おかげさまで校内のほぼすべての樹木の樹形が整い,これまで以上にすばらしい教育環境となりました。奉仕作業に御参加くださいました17名のグリーン隊の皆さまに心から感謝申し上げます。