日誌

じんけん部 2016年度第1回校外研修

じんけん部の2016年度第1回校外研修が,6月19日(日)に行われ,生徒7名が参加しました。

午前中は徳島県立防災センター(板野郡北島町)にて,救命体験・防災ガイダンス・地震体験・消火体験・煙体験・風体験を行いました。
救命体験では,救急救命法について講習を受けました。最初は戸惑いもありましたが,徐々に慣れてきて,最後には全員が心肺蘇生法やAEDの使用法について,かなりスムーズにできるようになりました。
その後,防災ガイダンス・地震体験・消火体験・煙体験・風体験を行い,最後に館内の展示等を見学しました。館内の展示の中には,非常食や段ボールの間仕切りに加えて,本校家庭クラブが開発に携わった段ボール製簡易トイレがあり,本校での取り組みが,災害時における被災者支援に役立っていることを実感しました。

午後からは北淡震災記念公園(兵庫県淡路市)にて,阪神淡路大震災の震源となった野島断層や,断層直上にあった家を保存したメモリアルハウスなどを見学しました。
自然災害の恐ろしさに加えて,普段から災害への備えをしておくことの大切さや,避難生活における被災者の人権保護の課題等についても学ぶことができました。

今回の研修で得たことを生かし,災害が起こった時に「私たちにできることは何か」ということを改めて考えていきたいと思います。