日誌

じんけん部校外研修

阿波高校じんけん部は,8/4(土)および25(土)に校外研修に行ってきました。研修先は以下の通りです。
①神戸華僑歴史博物館
 神戸には,1868年の開港とともに華僑が移り住み,中国人街を形成しました。それがいまの南京町です。彼らは,飲食店などの経営だけでなく,貿易実務の担い手として,国際貿易都市・神戸の発展に大きな役割を果たしました。 この博物館では,記録写真や美術品,生活用具などの資料を通して,一般にはあまり知られていない華僑の活動や文化について知ることができます。
②リバティおおさか(大阪人権博物館)
 リバティおおさかは,日本で唯一の人権に関する総合博物館です。ここでは,さまざまな人権問題について,わかりやすく学ぶことができます。現在は「私たちのいのち・社会・未来」と題した総合展示のほか,企画展・特別展として「『“家族”のカタチ、“性”のアリカタ』日本国憲法展シーズン3」「「絵図と被差別民-都市大坂のコスモロジー」が行われていました。
③にしなり☆こども食堂
 にしなり☆こども食堂は,地域ぐるみで垣根なく助け合い,つながれる,ホッとできる場所を作りたい,という思いから,制度のはざまの困りごとや「ほっとけない」課題を「こども食堂」という形で改善しようと活動を続けています。
 当日は10時にお伺いし,まずエプロンを着けて調理の手伝いを行いました。そのうち,子どもたちが集まってくると,生徒たちは子どものお世話に回りました。子どもたちはとても人なつっこく,すぐに生徒たちと遊び始めました。
 昼食後は暑い中,子どもたちは生徒を外に連れ出して,一緒に遊んでいました。スタッフの人によると,生徒は子どもたちだけでなく,本校の他にボランティアに来ていた大阪市内の高校生とも交流を深めていました。
 子どもたちの笑顔とパワーに圧倒されながらも,子どもの人権について考えるよい機会になりました。