日誌

総合的な探究の時間(A-wave)

おやぷろ(お社再建プロジェクト)のクラファンはじまります!

「おやぷろ」(未来につなぐお社再建プロジェクト)は、地域の倒壊したお社を再建しようとする高校生のプロジェクトです。阿波高校・川島高校・城ノ内中等教育学校の3校の生徒が参加しています。

阿波高校にもほど近い、吉野町唯一の古墳とされる「大野神古墳(おおのがみこふん)」は、昨年9月の台風で、古墳の上部にある「お社」(社殿)が倒壊してしまいました。30年ほど前までは地域の農家の方々が牛馬の神として信仰しており、土用の丑の日にはお祭りも行われていたようですが、今ではそれも行われておらず、倒壊しても地域に建て直そうという動きは見られません。

社殿に守られていた石碑も1年以上野ざらし、雨ざらしの状態が続いており、石碑の劣化も心配されます。

そこで、地域の歴史を伝える貴重なものを修復し保護しようと動き出したのが「おやぷろ」です。

これまで大野神古墳の現地視察やお社再建案の話し合いなどを進めてきて、社殿再建のためのクラウドファンディングにいよいよ挑戦することになりました。

期間:11月17日(金)~12月31日(日)

CFサイト:徳島大学「おつくる(Otsucle)」  https://otsucle.jp/

目標金額:50万円

活動の詳細については、下のチラシや上記のサイト「おつくる」をご覧下さい。また、再建は宮大工の「木渼斗」(切中建築)様にお願いしています。

地域の歴史を守る高校生の頑張りをぜひご支援ください!

 

 

 

 

 

 

1年生 総合的な探究の時間 講演会

7/18(火)には1年生対象に、FUKUーGYOーLIFE株式会社代表取締役の妹尾裕介様はじめ、門口礼様、臼田祐基様、森内想人様を講師に迎え、「しくじり先輩~おとなになるって何だろう~」と題した講演会が開かれました。

20~30代の若い講師の方々の率直な経験談を聞くことで、変化の激しい現代社会において、失敗に直面しながらも、いかに自分の人生を自分のものとして充実させていくかについて、示唆を受けた生徒は多かったと思われます。

「失敗は人生においてマイナスしかないと思っていたけれど、そうではないのかも」という、ある生徒の感想が印象的でした。

講演後には、4人の講師の方との対話・交流会も開かれ、活発なやり取りが交わされました。

 

2年生 総合的な探究の時間 講演会

1学期末に、1・2年生それぞれに総合的な探究の時間に関する講演会が、本校の学校運営評議会委員の2名の方を講師に招いて行われました。

7/14(金)には2年生を対象に、NPO法人あわ・みらい創生社代表理事の井原まゆみ様による「誰でもできる素敵なまちづくり~シビック・プライドのすすめ~」と題した講演が行われました。講師の方が取り組んで来られた30以上にも及ぶ、様々な地域づくりの取り組みが紹介され、自分の住む地域の未来は、今の自分たちの地域への関わりによって決まっていくことを多くの聴衆が実感し、「自分たちにも何かできるのではないか」と思える、充実した講演になりました。

1年生 総合的な探究の時間 オリエンテーション

1年生では、毎週水曜日7時間目に総合的な探究の時間があります。

総合的な探究の時間は、教科や科目の枠にとらわれることなく、さまざまな課題を解決し、自己の生き方を考えてゆくための時間です。

阿波高校においては、総合的な探究の時間のことを「阿波(Awa)」と「波(wave)」を掛け合わせて「A-wave」と呼んでいます。

4月19日(水)の初回授業では、担当教員から総合的な探究の時間の目的や進め方についてのオリエンテーションを行いました。

また、4月26日(水)の2回目の授業では、株式会社マイナビの 水戸岡 真治 様 をお迎えし、総合的な探究の時間に使用するテキストである「locus program」のオリエンテーションを実施していただきました。

ワークショップも交えた講演を賜り、課題解決において重要なアイデアの出し方や情報の整理方法について体感できたのではないでしょうか。

これから1年生のみなさんが、さまざまな課題を設定して、周りと協力しながらその課題の解決策を模索し、自ら波を起こしてくれることに期待しています。