日誌

じんけん部の紹介

中・高生による人権交流事業 交流集会

12月18日(日)に,徳島県教育会館にて,中・高生による人権交流事業 交流集会が開催されました。
 県内各地から中・高生および教職員約340名が参加し,本校からも生徒8名,教職員3名が参加しました。

 はじめに大ホールにて開会行事が行われ,県生徒部会の会長である本校生徒の岩佐さんが開会のあいさつを述べました。
 その後,シンガーソングライターの「うーみ」さんによる人権コンサートが行われました。

 午後からは中部・西部・南部の各ブロックごとに分科会が行われましたが,西部ブロックは会議室2に場所を移して,「私たちは世界人~引いていませんか『心の国境』~」というテーマのもと,在日外国人,特に在日コリアンの人権を中心に話し合いを行いました。
 
 説明用スライドの作成や会場準備,司会・進行,ロールプレイやグループ討議など,生徒たちが自ら考え,準備し,進めていきました。
 生徒たちの行動力に感心するとともに,在日コリアンの人権問題について,しっかりした意見が次々と出され,和気あいあいとした雰囲気の中でも有意義な話し合いができたと思います。

 最後は再び会場を大ホールに移して,各分科会からの報告の後,閉会行事が行われ,生徒部会の岩佐会長が閉会の挨拶を述べて,今年度の交流集会は終了しました。

 準備段階ではいろいろと大変なこともありましたが,終わってみれば素晴らしい交流集会となり,生徒たちも心地よい疲れの中,達成感を感じているようでした。

 今年で11年目となるこの行事ですが,もっと多くの生徒に知ってもらい,参加してもらえるようにしていき,その上で人権尊重の輪をもっともっと広げていけるよう,阿波高校じんけん部としても活動していきたいと思います。