日誌

じんけん部の紹介

じんけん部 1学期の活動

 じんけん部は,4月に1年生7名を新入部員として迎え,2017年度のスタートを切りました。
 1学期は,身近な人権問題について部員同士で話し合ったり,「中・高生による人権交流事業」西部ブロック高校生部会や生徒部会に参加し,西部の中・高生と交流を深めつつ,人権問題について考えていきました。
 夏休み中の活動としては,「中・高生による人権交流事業」生徒部会や西部ブロック夏季研修に参加するとともに,阿波高祭人権展の準備をする予定です。

中・高生による人権交流事業 西部ブロック生徒部会

1月29日(日)に,池田高校桜陵会館にて,今年度最後となる「中・高生による人権交流事業 西部ブロック生徒部会」が開催されました。
 西部ブロックの中・高生および教職員約40名が参加し,本校からも生徒6名,教職員1名が参加しました。

 昨年12月18日に行われた「中・高生による人権交流集会」についてのふりかえりの後,2グループに分かれて話し合いを行いました。休憩時間にはお菓子を食べたりしながら,和気あいあいとした雰囲気の中,お互い交流を深めていきました。

 今年度最後の生徒部会であり,3年生の中には,中学校から参加してきて,今回が最後となる生徒もおり,最後は名残り惜しそうな様子もありました。
 
 
 

 先輩たちの思いを胸に,来年度の活動がさらに活発になるよう,阿波高校じんけん部としても頑張っていきたいと思います。

中・高生による人権交流事業 交流集会

12月18日(日)に,徳島県教育会館にて,中・高生による人権交流事業 交流集会が開催されました。
 県内各地から中・高生および教職員約340名が参加し,本校からも生徒8名,教職員3名が参加しました。

 はじめに大ホールにて開会行事が行われ,県生徒部会の会長である本校生徒の岩佐さんが開会のあいさつを述べました。
 その後,シンガーソングライターの「うーみ」さんによる人権コンサートが行われました。

 午後からは中部・西部・南部の各ブロックごとに分科会が行われましたが,西部ブロックは会議室2に場所を移して,「私たちは世界人~引いていませんか『心の国境』~」というテーマのもと,在日外国人,特に在日コリアンの人権を中心に話し合いを行いました。
 
 説明用スライドの作成や会場準備,司会・進行,ロールプレイやグループ討議など,生徒たちが自ら考え,準備し,進めていきました。
 生徒たちの行動力に感心するとともに,在日コリアンの人権問題について,しっかりした意見が次々と出され,和気あいあいとした雰囲気の中でも有意義な話し合いができたと思います。

 最後は再び会場を大ホールに移して,各分科会からの報告の後,閉会行事が行われ,生徒部会の岩佐会長が閉会の挨拶を述べて,今年度の交流集会は終了しました。

 準備段階ではいろいろと大変なこともありましたが,終わってみれば素晴らしい交流集会となり,生徒たちも心地よい疲れの中,達成感を感じているようでした。

 今年で11年目となるこの行事ですが,もっと多くの生徒に知ってもらい,参加してもらえるようにしていき,その上で人権尊重の輪をもっともっと広げていけるよう,阿波高校じんけん部としても活動していきたいと思います。

じんけん部 2016年度第1回校外研修

じんけん部の2016年度第1回校外研修が,6月19日(日)に行われ,生徒7名が参加しました。

午前中は徳島県立防災センター(板野郡北島町)にて,救命体験・防災ガイダンス・地震体験・消火体験・煙体験・風体験を行いました。
救命体験では,救急救命法について講習を受けました。最初は戸惑いもありましたが,徐々に慣れてきて,最後には全員が心肺蘇生法やAEDの使用法について,かなりスムーズにできるようになりました。
その後,防災ガイダンス・地震体験・消火体験・煙体験・風体験を行い,最後に館内の展示等を見学しました。館内の展示の中には,非常食や段ボールの間仕切りに加えて,本校家庭クラブが開発に携わった段ボール製簡易トイレがあり,本校での取り組みが,災害時における被災者支援に役立っていることを実感しました。

午後からは北淡震災記念公園(兵庫県淡路市)にて,阪神淡路大震災の震源となった野島断層や,断層直上にあった家を保存したメモリアルハウスなどを見学しました。
自然災害の恐ろしさに加えて,普段から災害への備えをしておくことの大切さや,避難生活における被災者の人権保護の課題等についても学ぶことができました。

今回の研修で得たことを生かし,災害が起こった時に「私たちにできることは何か」ということを改めて考えていきたいと思います。

じんけん部 第1回西部ブロック高校生部会について

6月12日(日)に,池田支援学校美馬分校にて,第1回「中・高生による人権交流事業」交流集会西部ブロック高校生部会が開催されました。
本校からは生徒6名,教職員2名が参加しました。

はじめに「中・高生による人権交流事業」および昨年度の活動についての説明が行われ,続いて自己紹介の後,今年度の役員選出が行われました。
本校からは会長,副会長(2名のうち1名),書記(2名)が選ばれました。

その後,本年度の事業計画,西部ブロック研修(夏季研修)についての話し合いが行われ,最後に意見交換が行われました。

今回初めて参加した人もいたため,最初は少し固い雰囲気もありましたが,休憩時間にはお菓子を食べたりジュースを飲んだりしながら,他校の生徒さんたちとも和気あいあいとした雰囲気の中で話をすることができました。

次回は7月10日(日)に辻高校にて行われる,第1回西部ブロック生徒部会に参加する予定です。

社会問題研究部の紹介

 私たち社会問題研究部は,活動の少ない部活ではありますが,顧問と共に部員仲良く活動しています。また,学校外での活動も多く,中・高生による人権交流集会などに積極的に参加し,他校の人たちや地域の人たちと関わり,仲間作りを深めています。
 「人権」というと堅苦しそうであまり良い印象を持っていない人も多いと思いますが,私たちは差別問題やいじめの問題を考え,話しをする中で,人とのコミュニケーションや仲間の大切さを学んでいます。幅広い年齢の方々と多く関わることで,人との関わりを学べるとともに,さまざまな意見を聞くことで,自分の価値観がよい方向へと変わることもあり,自分を大きく成長させることが出来ます。「人の意見を聞き,自分の気持ちを伝える」ことで信頼がうまれ,大切な仲間になれるのです。
 人権は全ての人にあり,身の回りにあふれています。その正しい知識や考え方を身につけながら,私たちと仲間になり活動しましょう。
            (H22 校誌「粟」から)