校長室から

校長室から

令和4年度 2学期の終業にあたって(校長)

〔生徒の皆さんへ〕

 8月29日から始まった2学期も終業式を迎え、2022(令和4)年も残すところあとわずかになりました。
 2学期はどうでしたか。日頃の学習や部活動、行事など学校生活は充実していましたか。

 さて、3年生の皆さんは進路達成に向けて、最後の追い込みに入っている人、すでに進路先が決まった人、それぞれだと思いますが、多くの皆さんはこれからが勝負です。今このときも、全国の受験生が頑張っています。皆さんには、まだまだ伸びしろがあります。特に、現役生は、ここから伸びるんです。冬休みを自分のものにすることで、チャンスは大きく広がります。体調に十分気を配り、自分自身の未来のために、価値のある悔いのない冬休みを過ごして下さい。健闘を祈っています。

 次に、2年生の皆さん、3年生から引き継いで、部活動や学校行事などで2年生が中心になって活動しています。一方で、3年生への進級を目前にして、進学・就職等の進路選択を視野に入れる時期になりました。数ヶ月先には、本格的な行動を開始するわけですから、じっくり考える時間は余り多くは残されていません。学習時間をしっかり確保して、同時に、その密度を濃くして有効に使えるように工夫してください。

 1年生の皆さんは、阿波高校に入学してから9ヶ月が過ぎようとしています。入学時に持っていた将来の夢や希望は新しい環境の中でさらに大きくなりましたか。自分自身の可能性は自分自身で切り拓いていくものです。可能性を努力不足で狭くしていませんか。流れに任せるようなことはしていませんか。ぜひ、この冬休みは自分自身の高校生活を厳しく振り返り、自分自身の前向きな答えを見つけ出すことで、新しい年を迎えてください。

 今年の九月二十日に、創立百周年記念事業期成同盟会より本館壁面に「祝 創立百周年 令和五年九月二十日」の横断幕を掲げていただきました。毎朝、校門をくぐると目に飛び込んできて、いよいよ百周年が近づいてきたと実感していることと思います。百周年記念事業に対する募金も、十月から始まっていますが、本校のOB・OGの方々、つまり、阿波松契会の方々は、各地区で募金委員さんになっていただき、その地区のOB・OGの方々の自宅を一軒一軒回っていただきながら募金活動をしていただいています。このようなことは、他校ではあり得ません。阿波松契会の皆さんの母校、阿波高校を思う熱い熱い思いに、ただただ、頭が下がります。八十歳を超えていらっしゃる方から、三十代の方まで、ご自身の健康に不安を抱えながらであったり、お仕事でお疲れになりながらも、母校、阿波高校がますます発展するようにと祈りながら募金活動をしていただいています。百周年記念事業を先取りして、自主学習室を整備していただいたこと。全校生徒の皆さんにスマコレを使わせていただいていること。また、募金活動や募金をしていただいていること、全て、阿波高校の生徒に頑張って欲しい。学習活動を頑張って欲しい。希望する進路を達成して欲しい。部活動を頑張って欲しい。そして、阿波高校がますます発展して欲しいとの思いからです。阿波松契会の皆さんの思いを、生徒の皆さん一人ひとりがしっかり受け止めてください。皆さんには、大勢の方から大きな期待をされているんです。このことは、しっかり頭に入れておいてください。

 「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。これは、諸説ありますが、「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり、十年の計は樹を植えるにあり、百年の計は子を教えるにあり」との代表的な一句であって、計画は早い時期に明確に立てることが大切であることを示している“ことわざ”です。日本では、一年の終わりから新年にかけて除夜の鐘を打ち、百八つの煩悩を消滅させ、新たな年への期待と願いを込めるという習慣があります。この大晦日から新年にかけての伝統は、私たちの1年間を振り返り、新しい年に思う夢と希望を確認し、その実現に取り組もうとする厳粛な場面をつくってくれています。皆さんには、一年の冒頭に希望や目標を明確にしてほしいと思います。自分の限界を自分で決めず、あきらめることなく精一杯取り組んで下さい。皆さんには、限りない可能性があるのですから。

 県内のコロナ感染者数は増加の一途をたどっており、第八派と言われています。年末年始の人の移動で、さらに、今後の感染拡大が懸念されていますし、インフルエンザの流行の兆しもあります。補習や部活動などこの冬休み期間においても、改めて、感染防止対策を徹底してください。そして、日常生活においても、十分な感染対策を行い、健康で有意義な冬休みを過ごし、1月10日には、元気に登校してきて下さい。

令和3年度 2学期の始業にあたって(校長)

令和3年8月30日(月)

〔生徒の皆さんへ〕

 本日から、令和3年度の2学期が始まりました。
 さて、新型コロナウイルス感染者数は、感染力の強いデルタ株の影響で、県内でも新規感染者数が急増しています。特に、若い人たちへの感染が広がっており、県内の高校生からも毎日のように陽性者が確認されています。これまで以上に危機意識を持って、感染防止対策を行ってください。マスクを着用すること。ソーシャルディスタンスをとること。休み時間や放課後に集まって、大きな声で話をしたりしないこと。すべて、自分を守ることでもあり、大切な友人や家族を守ることにも繋がります。阿波高生なら、できるはずです。皆さん協力してください。
 ところで、一学期の終業式で、「京セラの創始者である稲盛和夫氏の「動機善なりや、私心なかりしか」の言葉から、主体性を持って、大きな夢や高い志を持ち、これからの未来を切り開く人間を目指してください。」と話をしました。自分の目標が見つかりましたか。そして、充実した意義のある夏休みになりましたか。各学期の初日は、一つの節目の日です。今日は、夏休みの自分の生活を振り返り、できたことは素直に喜び、できなかったことは反省し、新たなスタートが切れるチャンスの日です。このチャンスを活かせるかどうかは、人それぞれです。今日という日を、ただ1年のうちの1日と捉えるか、それとも意味のあるチャンスと捉えて活かすことができるかどうか、それは皆さん自身にかかっています。
 高野進選手を知っていますか。1980年代から90年代にかけて日本の陸上競技を牽引した選手です。特に、1991年に記録した400mの日本記録は現在でも破られていません。陸上競技界のレジェンドです。その高野選手の言葉に「昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分と、いつも自分に挑戦している。」とあります。皆さんは、1学期や夏休みの自分の生活を振り返って、100%満足していますか。多かれ少なかれ反省すべき点があったのではないでしょうか。昨日の自分に負けない、今日の自分になりましょう。今日の自分を越える明日の自分を目指しましょう。そのためには、少しずつ、発想を変え、行動を変え、生活を変えましょう。
 また、イチロー選手の引退会見で、「高い目標を成し遂げたいと思うなら、常に近い目標を持ち、できればその次の目標を持っておくことです。それを省いて、遠くに行こうとすれば、挫折感を味わうことになるでしょう。近くの目標を定めてこそギャップは少ないし、仮に届かなければ別のやり方でやろうと考えられる。高いところに行くには下から積み上げていかなければなりません。」と話をしていました。コツコツと安打を積み重ねた、イチロー選手らしい発言だと思います。
 今日のような学期の初日は、一つの節目です。新たなスタートが切れるチャンスと捉え、昨日の自分を越える今日を、今日の自分を越える明日を迎えられるように、近くの目標を定めて、高い目標に向かって踏み出す2学期にしましょう。
 感染症対策に加え、まだまだ、暑い日が続いていますから、熱中症にも気をつけて水分補給や睡眠をしっかりととるなど、体調管理には十分気をつけてください。
 それでは、2学期が,皆さんにとって充実した意義のあるものになるよう期待しています。

学校再開

 〔生徒の皆さんへ〕


  約3カ月に及ぶ臨時休校から,久しぶりに授業や部活動などの学校生活が戻ってきました。生徒の皆さんは長期にわたり家庭学習や外出自粛を強いられ,不安を感じながら毎日を過ごしていたのではないでしょうか。また,今年度の県高校総体などが中止となり,とても落胆していることと思います。
 しかし,「日日是好日」です。自分にとって今の状況は,どんな状況でも必ず自分の人生に意味があるものです。その一瞬一瞬を精一杯生きていく毎日の積み重ねが,自分の毎日を好日にしてくれます。どんな毎日であれ,その毎日は自分にとって二度とこないかけがえのない日です。
 できる限りの感染症対策を講じて,6月1日から授業時間は平常に実施しています。3年生の早朝補習(進路対策)も開始しました。しかし,1学期の中間考査を中止にするなど行事等を精選したり,近距離での対面形式となる授業活動を避けるなど,従前の学校生活には戻っていません。
 新型コロナウイルスとの闘いは当面収まる気配はありませんが,為すべきことを行い,共に助け合い,そして「日日是好日」であることを自分に言い聞かせ,みんなでこの難局を乗り越えていきましょう。

令和最初の学校林整備作業

 令和になり最初の学校林整備作業を、11月13日(水)に実施しました。天候に恵まれ抜けるような秋空の下で、参加した1年生172名は、松契会会員12名の方々とともに、徳島北部森林組合職員、徳島県東部農林水産局担当者の方々から指導いただきながら、下草刈りや枝打ち、植樹の作業を行いました。私が前回在籍した14年前に、山頂付近の日当たりの良い場所に植樹したやブナや欅・楓等の木々が大きく育っていて安心しました。年数が経ち大木となった楓は、赤く色づいて紅葉を一層鮮やかにしていました。
  公立普通科高校が学校林を有しているのは、徳島県では阿波高校1校です。本年度創立96年目となる本校はこれまで歴史を積み重ねてきましたが、学校林もその時代に応じて使い方を変えながら、多くの先輩たちの手を経て今日まで丁寧に管理されてきました。今後も、在校生に森林保全に関する環境教育等の生きた教材として活用することで、阿波高校の誇る財産の一つをしっかりと守り育てていきます。
 当日、作業に参加いただいた松契会会員の皆様、日頃から管理に当たっていただいている徳島北部森林組合組合員・職員や関係の皆様に厚くお礼申し上げます。当初の目的を達成し終了することができ、1年生生徒は一回り大きくなりました。今後とも、阿波高校の教育活動に対してご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。

阿波高祭2019が開幕します!

 第2学期が始まり,生徒会・生徒実行委員会が中心となって熱心に企画・準備してきた「阿波高祭2019」を、9月7日(土)~9(月)の3日間の日程で開催します。
 今年のテーマは,「0話(れいわ)~俺たちから始まる青春~」,テーマソングは「青と夏」、日程は次の通り予定しています。
 9月7日(土)前日祭 阿波高生で創り上げる一日
 9月8日(日)文化祭 来場者に楽しんでいただく一日 ※一般公開
 9月9日(月)体育祭 クラスや学校の団結を深める一日
 今年も,多くの楽しい企画を準備することができましたので,一般公開する9月8日(日)の文化祭には,お誘い合わせをいただき,阿波高校へご来場ください。生徒・職員一同ご来校をお待ちしてします。
 天候(複数の台風の動き)が少し心配されますが,悪い条件を吹き飛ばす元気いっぱいの学校祭にしたいと思います。

令和の時代が幕を開けました!

 去る4月8日(月)に,午前中には始業式を,午後には入学式を実施し,平成31年度の学校生活が始まりました。そして,5月には『令和』の時代が始まりました。今年度の阿波高等学校は、各学年5学級・合計15学級、1年生180名・2年生188名・3年生189名の生徒数557名(男子242名・女子315名)の学校規模となりました。
 2年生は,5月7日(火)~10日(金)に修学旅行を終了し,1年生も少しずつ高校生活に慣れてきた様子です。今週末5月31日(金)から徳島県高等学校総合体育大会が始まります。
 本年度も,阿波高等学校にご声援をいただけますようよろしくお願いいたします。

四国高等学校対校選手権大会始まる

 本日6月15日から18日にかけて,四国高等学校対校選手権大会(四国総体)前期大会が開催されます。
 激戦の徳島県高等学校総合体育大会を勝ち抜き,6競技に本校生徒が出場します。各競技の四国で一番優れた学校や個人を決める大会です。徳島県代表として,栄冠目指して日頃の練習の成果を十分に発揮してもらいたいと思います。
 本校生徒の出場競技種目は次のとおりです。
◯柔道競技 男子団体・男子個人(愛媛県松山市・愛媛県武道館)
◯弓道競技 男子団体・男子個人(高知市・高知県立弓道場)
◯陸上競技 男子・女子(香川県丸亀市・ピカラスタジアム)
◯空手道競技 女子個人形(愛媛県四国中央市・伊予三島運動公園体育館)
◯ソフトテニス競技 女子団体・女子個人(高知市東部総合運動場テニスコート)
◯バレーボール競技 女子(高松市総合体育館)
 3年生にとっては,高校生としての3年間の活動のまとめとなる者もいます。完全燃焼ができるナイスゲームが展開されることを期待しています。

徳島県高等学校総合体育大会に向けて

 4月9日(月)に始業式・入学式を実施し,190名の1年生を迎え,平成30年度が始まりました。阿波高等学校は,本年4月から各学年5学級計15学級となり,現在の生徒数は,男子242名・女子334名・合計576名です。
 5月初旬には,第2学年が東京方面修学旅行を終了し,現在は第1学期中間考査が行われています。
 この後,6月初旬には,県高等学校総合体育大会に運動部が参加・出場します。3年生の多くにとっては高校での活動のまとめの大会になります。日頃の練習の成果を存分に発揮してもらいたいと思います。
 四国大会・全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場を目指して躍動する本校選手への応援をよろしくお願いいたします。

学校林整備作業

11月13日(木),本校の1年生による「学校林整備作業」を実施しました。学校林は,学校から北東の方向約4kmにあり,面積は7ha余りで,ヒノキを中心とした人工林です。風は強かったですが,時折陽の差す天候にも恵まれ,間伐の実演を観察したり,下草刈り・植樹などの作業に汗を流しました。その後,林内で昼食をとり,クラス対抗による丸太切り大会も行いました。五感を駆使して森林と触れ合った体験は,これからの人生に必ず役立つことと思います。
 なお,阿波松契会(同窓会)からは本淨会長をはじめと11名の皆さまが,板野郡森林組合からは4名の皆さまが参加して御協力くださりました。また,学校法人・生光学園は,生徒・教員の集合場所として,所管する研修会館を快くお貸しくださりました。「学校林整備作業」に御支援くださりましたすべての皆さまに深く感謝申し上げます。

阿波高校グリーン隊樹木剪定

11月2日(日)・3日(月)の両日,同窓会(阿波松契会)や保護者のみなさんの御協力によって,校地内にある樹木の剪定作業を実施しました。本校では,6年前から,毎年この時期に実施しており,「阿波高校グリーン隊樹木剪定」と称しています。昨年度は,9月に学校創立90周年記念式典が開催され,事前に大がかりな樹木剪定を行ったこともあって,グリーン隊による剪定作業は1日間だけでしたが,今年度から再び2日間となりました。
 おかげさまで,校内の中・低木の樹形が整い,本校の歴史を象徴する庭木が美しくよみがえりました。2日間の奉仕作業に御参加くださいました延べ33名のグリーン隊の皆さまに心から感謝申し上げます。

第4回創立90周年記念事業期成同盟会総会を終えて

 12月15日(日),本校の阿波松契会館において,第4回創立90周年記念事業期成同盟会総会が開催されました。期成同盟会は,昨年の8月19日(日)に設立され,記念事業の内容や募金,進捗状況等について御協議くださり,記念事業を推進していただきました。今回の総会では,これまでの活動報告や事業報告,決算・監査報告等について御協議くださり,出席者全員の承認を得ることができました。
  創立90周年記念事業として,阿波松契会館の改修,トレーニング機器・楽器等の教育機器の整備・充実,記念式典・記念講演会の挙行,記念誌の発刊等が行われました。阿波松契会館は創立60周年記念事業で建設され,30年間にわたって活用してまいりましたが,近年,雨漏りやエアコンの不調等による老朽化が憂慮されていたところです。それらが改善された上,軽量で扱いやすい机・椅子の新調,トイレの洋式化等が図られました。また,トレーニング機器や楽器,映像編集用機器,製氷機等の教育機器の整備・充実も図られ,生徒・教職員は,これらの教育施設・設備を活用して,さらに充実した教育活動を展開できるものと深く感謝申し上げる次第です。
 徳島県立阿波高等学校創立90周年記念事業の完遂にあたり,御支援・御協力くださいました阿波松契会,関東・東海各阿波松契会,近畿同窓会,PTA,旧教職員,地域の方々に,学校を代表して,厚くお礼を申しあげます。

学校林整備作業・グリーン隊樹木剪定のお礼

阿波高校の学校林は,学校から東北の方向約4km,阿讃山系の南山麓にあり,広さは約70000平方メートルです。昭和15年に購入され,現在は樹齢数十年のヒノキやスギが生育しています。近年,1年生の学校行事として弁当持参で出かけ,1日かけて間伐や下草刈り,植樹等の整備作業を行っています。
  今年度は,11月14日(木)に学校林整備作業を実施しました。学校林に続く山道の整備は,事前に板野郡森林組合の皆さまに行っていただきました。また,腐食の進んだ学校林の標柱も10年ぶりに新調しました。資材は市川材木店が提供してくださいました。幸い,秋晴れの好天に恵まれ,フィトンチッドの漂う静謐な林内で心地よい汗をかいた後,弁当を食べ,恒例になっているレクリエーションである丸太切り大会も行いました。心身ともにリフレッシュでき,日ごろの学校生活では味わうことのできない貴重な体験をしたことと思います。
 御協力くださいました本淨阿波松契会会長をはじめとする7名の同窓会会員の皆さま,板野郡森林組合の4名の皆さま,さらに生徒・教員の集合場所として所管する研修会館をお貸しくださいました生光学園に深く感謝申し上げます。
 話題は前後しますが,去る11月3日(日)には,阿波高校グリーン隊のみなさんの御協力によって校内の樹木剪定を実施しました。本校では,5年前から同窓会(阿波松契会)会員や保護者のみなさんの奉仕作業で校内の樹木剪定作業を実施しており,参加される方々を“グリーン隊”と称しています。今年度は,9月に本校の学校創立90周年記念式典が行われたため,主だった樹木の剪定は終っていましたので,残っていた校長官舎周辺や校門東側の樹々の剪定を行っていただきました。おかげさまで校内のほぼすべての樹木の樹形が整い,これまで以上にすばらしい教育環境となりました。奉仕作業に御参加くださいました17名のグリーン隊の皆さまに心から感謝申し上げます。
 
 

創立90周年記念式典・講演会のお礼

去る9月20日(金)に、本校体育館において、徳島県立阿波高等学校創立90周年記念式典を開催し学校創立90周年をお祝いしました。
 公私ともにお忙しい中、熊谷幸三徳島県副知事、佐藤紘子徳島県教育委員会教育委員長、野崎國勝阿波市長、坂東英司阿波市教育長、天羽俊夫県高等学校長協会長をはじめ、120名を超える御来賓の皆さまの御臨席を頂きました。記念式典が盛大かつ厳粛に開催できましたこと、教職員・生徒一同この上ない喜びでいっぱいです。
 式典終了後、記念講演会を実施し、徳島新聞社編集局の吉本旭写真美術部長を講師にお招きし、「夢を追って生きる」という演題で御講演を頂きました。
 創立90周年を迎えるにあたって、昨年の8月に阿波松契会・PTAが中心になって90周年記念事業期生同盟会を設立し、募金活動を実施するとともに、記念式典・講演会をはじめ
90周年記念誌の発刊、阿波松契会館の改修、教育充実事業等の推進に御支援くださりました。今回の記念事業で、リニューアルされた阿波松契会館や整備・新調されたトレーニング機器・楽器等は末永く大切に使用し、本校の教育活動の推進に役立ててまいります。誠にありがとうございました。
 本校が栄えある90周年を迎えることができましたのも、徳島県並びに徳島県教育委員会の御支援・御指導、さらには歴代校長や先輩教職員の御努力、さらには本校の発展をひたすら見守り御支援くださいました阿波松契会やPTA、本校に期待を寄せる地域の皆さまの温かい御理解と御協力の賜と深く感謝いたしております。
 私たち教職員・生徒一同は、先輩方が築かれた校風や伝統を継承し、さらに発展させてまいります。今後とも、変わらぬ御指導・御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

学校林整備作業

 急に寒くなり,前日雨が降り心配していましたが,天候に恵まれ11月15日学校林整備作業が行われました。
 学校林整備作業には長い歴史があります。最初は3年生が卒業前に植林や下草刈りを行っていたそうです。以前勤めていた昭和62年から平成7年度までは毎年1年生が作業をしていました。台風の影響で学校林へ行く道が通行不能になり中止になり,その後一時中断していましたが,創立80周年記念事業の一環として再開され,今年で10年目を迎えます。
 学校林保全のための体験学習を通して環境教育の一端を学び,母校愛の涵養を図ることを目的として実施されていますが, 学校林に到着するまで,和やかに談笑しながらの移動であり,仲間,クラス,学年の団結を図るいい機会になりました。到着後,下草刈り,モミジやヒノキの植林等の作業を終え,空気の美味しい自然の中で昼食をとりました。午後からはクラス対抗の丸太切り大会を行い,楽しい時を過ごしました。
 阿波松契会の皆様,森林組合の皆様のご協力もあり,無事作業を終えることができました。心よりお礼申し上げます。

グリーン隊による校内樹木剪定作業

 11月3日(土),4日(日)にグリーン隊による校内にある樹木の剪定と普段できないところの清掃作業が行われました。グリーン隊は本校の卒業生の阿波松契会の会員,保護者と教職員で構成されており,好天気に恵まれての作業に心地よい汗をかきました。お話をしながらの作業でしたが,卒業生や保護者の熱い思いが伝わってきました。
 おかげさまで樹木もすっきりし,見栄えが良くなりました。また,清掃作業により教育環境もすっかりよくなりました。生徒たちが同窓生,保護者の熱い思いに感謝しつつ,充実した学校生活を送ることを念願しています。作業に参加していただいた皆さんに心よりお礼申し上げます。

募金委員代表者会開催

 本校は来年度創立90周年を迎え記念行事を行いますが,いよいよ11月から募金活動が始まります。それに先立ち,募金委員代表者会が10月21日に開かれました。。各地区の代表者に集まっていただき,募金についての流れなど具体的な話し合いがおこなわれました。多くの意見をいただき,卒業生の母校に対する熱い思いを強く感じました。今後とも本校に対してご理解,ご支援をお願いいたします。

一人ひとりが煌いていた阿波高祭

 学校の大きな行事の一つである阿波高祭が9月7日(前日祭),8日(文化祭),9日(体育祭,後夜祭)におこなわれました。天気が心配されましたが,大きな天気の崩れもなく実施できホッとしています。
 2日目の文化祭は公開であり,800名を超える地元の方,保護者にお越しいただきました。当日は中学校でも学校際がおこなわれているところが多く,中学生の姿は少なかったのですが,特に地元の小学生と阿波高校の卒業生の姿が目を引きました。
 学校祭のテーマは「煌」であり,生徒一人ひとりが煌いていましたが,今後とも煌き続けて欲しいと思います。3年生は進路実現に向けて,1・2年生は特に更なる学力の向上を目指して頑張って欲しいと思います。
 

二学期始まる

 暑くて長かった夏休みも終わり,二学期がスタートしました。大きな事故もなく全員無事に新学期を迎えることができました。生活のリズムを心身ともに早く学校生活のモードに切り替え,充実した二学期になることを期待しています。
 二学期早々に生徒が楽しみにしている阿波高祭が始まります。生徒会を中心に一学期末より計画し,準備してきました。阿波高祭を通してクラス,部の和や団結を強固なものにして欲しいと思います。文化祭が一般公開されるようになって4年目を迎えますが,多くの地域の人々においでいただいております。本年度は9月8日(土)に一般公開している文化祭がおこなわれます。多くの方のご来校をお待ちしています。

保育実習終わる

  先週から始まっていた保育実習が終わりました。毎年この時期に1年生が家庭科の授業の一環として近隣の保育園で実施しています。今日が最終日だったのでお礼も兼ねて生徒と共に訪問し,様子を見学しました。
 最初は園児とどう向き合っていいのかわからず戸惑っていた生徒も徐々に慣れ,園児たちと遊戯をしたり,一緒に遊んだり童心にかえり楽しんでいました。純真無垢な園児を相手に,生徒自身も純真無垢になり活動していましたが,見ているほうも心が和みました。実習で学んだこと,得たことを今後の生活に生かしてください。保育士の皆様には本当にお世話になりました。また園児の皆さんありがとうございました。

総体に向けて頑張れ(今週の校長室から)

  5月の前半は修学旅行,遠足,PTA総会,中間テスト,協議会等の総会で非常にあわただしく過ぎ去って行きました。修学旅行は2年前は新型インフルエンザ流行のため延期,昨年度は3.11東日本大震災により秋に延期となり,3年ぶりに計画どうり実施されました。病人は出ましたが,無事たくさんの楽しい思い出と共に帰校しました。PTA総会は昨年度より多い保護者の参加をいただき,新役員の決定,協議等をおこないました。生徒は中間テストも終わり,総体に向けて頑張っています。今年も部活動の入部率は約90%で,部活動に活気がありますが,総体に向けいいニュースが飛び込んできました。先日壮行式をしましたが,ポーランドで行われているカデ柔道国際大会で大島君が60キロ級で見事優勝しました。大島君に続き,総体に出場する生徒の健闘を祈っています。

国際試合壮行会あいさつ(今週の校長室から)

ポーランドカデ国際大会に日本代表として出場する柔道部大島拓海君,おめでとうございます。この大会には17歳以下の選手8名がそれぞれ8つの階級に出場します。大島君は60キロ級に出場し,5月19日に試合が行われます。国際大会に出場する選手の壮行会は学校始まって以来初めてだと思います。本人はもとより阿波高校にとっても非常に名誉なことだと思います・
 大島君は小学校5年生の時に全国小学生学年別大会45キロ級を制し,翌年の50キロ級でベスト8,中学に入り2年時に全国中学校体育大会柔道男子55キロ級で3位,3年時に60キロ級で優勝しています。そして3月24,25日にドイツで開かれたブレーメン国際大会に出場し,17歳以下60キロ級で準決勝と3位決定戦で日本人選手に惜敗し5位になりましたが,4月8日大阪で開催された大会で敗れた日本人選手に雪辱し,見事優勝し,ポーランドで行われる国際大会に日本代表として参加します。
 この国際大会を大きな目標として日々練習に励み,心身を鍛え頑張ってきたと思います。ベストコンディションで臨めるよう調整し,本番ではこれまで鍛えてきたことを余すことなく発揮し,悔いのない戦いをしてきてください。気負いすぎず,自分に打ち勝ち平常心で試合に臨んでください。国際大会に日本代表として出場するという素晴らしい体験をするわけですが,人間的にも大きく成長してきてください。大島君には今後の活躍も期待して次の言葉を贈ります。「実るほど首を垂れる稲穂かな。」大きく成長するたびに,奢ることなく次のステップアップを目指して,謙虚に取り組んでください。
 自分の栄誉のために,チームの栄誉のために,阿波高校そして日本の栄誉のためにベストを尽くしてきてください。結果はおのずとついてきます。大島君,健闘を祈っています。グッドラック!

平成24年度始まる(今週の校長室から)

 4月9日には新任式があり,17名の教職員が転入してまいりました。新しい阿波高校の歴史を皆さんと一緒に築いていきたいと思っています。引き続き始業式がありました。全員の生徒が元気よく登校し,遅刻者もなく素晴らしいスタートを切りました。式辞の中で,部活動と学習の両立を目指して頑張ろう,読書を通して心の豊かな人間に成長して欲しい等の話をしました。
 午後からは入学式があり,210名の新入生が入学しました。阿波高校で学ぶ喜びと誇りを持とう,具体的な将来の目標を持ち,可能性に挑戦しよう,高校生として当たり前のことですが,授業と部活動に積極的にとりくもうという3つの事を話しました。
 生徒全員にとって平成24年がいい年になることを願っています。
 4月10日には柿原小学校と吉野中学の入学式,11日には柿原幼稚園の入園式に出席しました。それぞれに特徴があり,素晴らしい式でした。皆さんの健やかな成長を願っています。
 頑張れフレッシュマン! 
 

終業式,離任式おこなわれる(今週の校長室から)


 3月23日終業式がありました。式辞では,発生して1年が経過した東日本大震災に触れ,一刻も早い復旧を生徒と共に願いました。
 
 次に卒業式の答辞などの例を挙げながら,感謝の気持ちを持ち続け,奢ることなく謙虚な姿勢で事に臨んでほしいとお願いしました。
 
 そのあと,本校卒業生で「僕等がいた」で注目を浴びている三木映画監督の高校時代の話をしました。彼の夢は映画監督になることであり,演劇部,映画同好会.生徒会等の活動tで多忙にもかかわらず,学習時間を確保し,部活動と学習を見事に両立させた生徒でした。三木監督のように自分を甘やかすことなく,夢を実現するために頑張ろうと励ましました。

 終業式に引き続き離任式が行われました。本校を去られる先生がたの紹介をした後,離任者がそれぞれメッセージを送ってくれました。勤務期間の長短はありますが,本校のために一生懸命取り組んでくれました。本当にお世話になりました。今後の益々のご活躍を心より願っています。

 
 

卒業式(今週の校長室から)

 3月1日に第63回卒業証書授与式が,雨にも降られず,さほど寒くもないコンディションのもと,大勢の来賓と保護者の参加をいただき,厳かに執り行われました。式辞の中で日頃思っている次の4つのことを話し,はなむけの言葉としました。
 ①生涯を通じて学び続ける姿勢を持つ
 ②人との出会いを大切にする
 ③共生社会の担い手になる
 ④高い「志」,「目標」を掲げ,常にその実現に向け力を尽くす
 阿波高校の卒業生として誇りを持ち,各自の夢の実現に向けて頑張り,人生が幸多きものになることを心より願っています。

卒業生三木監督講演(今週の校長室から)

 2月17日本校の卒業生三木孝浩映画監督の講演会が開催されました。夢を実現するために自分がどのように取り組んできたのか,生徒がどのように取り組んだらいいのか,話してくれました。その後,質疑応答があり,有意義な講演会になりました。
 実は,私が高校時代3年間三木監督を担任しましたが,成績は常にトップクラス,趣味は討論で,行動力があり,映画同好会を立ち上げたり,生徒会役員,演劇部員と幅広く活動していました。彼の夢は高校時代から映画監督になることであり,見事夢を実現しました。2010年ソラニンがヒットし,2012年4・5月に公開される「僕等がいた」の監督としてプロモーション活動中です。今後益々活躍することを願っています。応援をよろしくお願いします。
 

予餞会(今週の校長室から)

1月31日の午後から予餞会が行われ,本校の映像メディア部が制作したビデオを鑑賞しました。
 2時間にわたる超大作で,3年前の入学式に始まり,3年間の折々の学校行事やお世話になった先生方の励ましの映像など,とても素晴らしい出来栄えでした。学校に泊まり込んで制作にあたってくれましたが,顧問の先生,部員の皆さん,予餞会を運営してくれた生徒会の皆さんに心よりお礼申し上げます。
 教師の援助のもと,部活動や学校行事などを通してたくましく成長していく3年生の皆さんの映像を見て,とても感動しまたうれしく思いました。2月からは家庭研修に入りますが,最後の追い込みに頑張ってください。
 

センター試験を終えて(今週の校長室から)

 1月14,15日に大学入試センター試験が鳴門教育大学で行われました。比較的穏やかな天候のもと実施されましたが,受験した生徒の皆さん,本当にお疲れさんでした。受験会場まで送ってくれた保護者の皆さん,3年の学年団,進路課,応援に駆けつけてくれた教員の皆さん,ありがとうございました。16日には自己採点をしましたが,これから出願に向けて大変な時期です。保護者,担任や進路課の先生とじっくり話し合って,最後は自分で決断をし,悔いの残らない出願をしてください。頭を出来るだけ早く切り替え,合格を目指し頑張ってください。健闘を祈っています。

2学期の終わりに(今週の校長室から)

過日業者が職員室で工事をしていた際,誤って水道管に穴があき,水が噴出し,床はみずびたしになってしまいました。部活動をしていた生徒や残っていた3年生の生徒を中心に,多くの生徒が水を抜く作業に,寒い中濡れるのもいとわず迅速に当たってくれました。その姿を見て,生徒の素晴らしさを再認識しました。おかげで大きな被害も出ませんでした。本当にありがとうございました。
 2学期を振り返ってみると,学校祭に始まり,修学旅行など多くの行事がありましたが,無事終了しました。また,保護者や同窓会員のグリーン隊による校内樹木剪定と清掃作業,同窓会員と一年生による学校林整備作業,ラグビー部OB会からのゴールポストの寄贈など,保護者・同窓生との絆を強く感じた2学期でした。多くの生徒が部活動に取り組んでいますが学習との両立を目指し文化部も運動部共に熱心に活動し,その成果も出ています。今後とも自己に厳しく頑張って欲しいと思います。
 冬季休業とはいえ,補習・部活動等で登校することも多いと思います。健康に留意し,交通事故などに気をつけ,有意義な日々を送り,1月10日には全員元気に会いましょう。          
 
 

学校林整備作業(今週の校長室から)

 11月17日,少し肌寒く感じましたが,すがすがしい天気のもと,学校林整備作業が行われました。同窓会より8名,森林組合より4名のご参加をいただき,一年生が日頃慣れない作業に取り組みました。全国的に見ても学校林のある普通科の学校はほとんど無いと思います。
 以前は3年生が卒業前に,ヒノキを植樹し,その後大きく育つように下草刈りを行っていましたが,いつの頃からか1年生の作業になりました。一時,台風により山の一部が崩落し,数年間中断していましたが,創立80周年を機に復活し,今年で9年目になります。以前勤めていた時に2度作業に参加したことがあり,20年ぶりの懐かしい作業となりました。
 下草を刈った後,紅葉を植樹し,森林浴を楽しみながら昼食を取り休憩した後,クラス対抗の丸太切り大会を行いましたが,非常に盛り上がりました。この作業の目的である,環境教育の一端を学ぶと共に,阿波高生としての絆を深めることができ,有意義な体験をとなりました。明日筋肉痛に襲われないかと心配しながら下山しました。
 ヒノキのように生徒たちも大きく成長し,生徒間の輪が広がることを願っています。

連携を大切に(今週の校長室から)

10月22日(土)にサッカーの試合があり,応援に行きました。大勢の保護者も応援に来ていましたが,特に目を引いたのが,日頃運動場で一緒に練習している野球部員,ラブビー部員が駆けつけ,太鼓やメガホンを使い一生懸命応援している姿でした。健闘むなしく試合は惜しくも敗れましたが,すがすがしい気分になりました。
 翌日の23日(日)には1,2年進路保護者会がありましたが,例年以上の保護者の参加をいただき,有意義な進路保護者会になりました。保護者の熱意を感じるとともに,生徒を中心とした保護者と学校の密な連携の重要性を痛感しました。今後も連携をキーワードに取り組んでまいります。

進路実現に向けて頑張れ(今週の校長室から)

 生徒たちにとって最大のイベントである阿波高祭も終わり,学校生活に落ち着きが戻ってきました。落ち着きも束の間で,3年生にとって就職試験が始まり,放課後遅くまで面接指導を受けています。また,進学希望者も推薦入試の準備,大学入試センター試験出願に向けてあわただしい日々を送っています。入れ替わりやってくる生徒たちで,職員室や進路指導室は賑わっています。そんな生徒たちをみていると応援したくなります。今、精神的にも大変な時期ですが,すべての先輩たちも通ってきた道です。あせらずしっくり取り組み,一人ひとりが進路実現に向けて頑張ってくれることを期待しています。 Good Luck!

一人ひとりが輝いた阿波高祭(今週の校長室から)

9月3日,4日,5日に予定していた阿波高祭を,台風の影響で3日(前日祭・文化祭),5日(文化祭),6日(体育祭・後夜祭)に変更し実施しました。本年度の文化祭のテーマは「Shine!いまという瞬間を永遠に~no rain, no rainbow~」でした。Shineは輝くという意味ですが,「生徒も教職員も一人ひとりが輝き,活気のある学校にする」という本年度の本校の重点目標に通ずるテーマでした。またno rain, no rainbowはハワイの格言で,「よくないことがあっても,その後には必ずよいことが訪れる」という意味があるそうです。
 台風の影響により大変な面もありましたが,企画・準備・運営に当たってくれた生徒会役員の皆さん,それぞれの分担・役割に頑張ってくれた一人ひとりの生徒の皆さん,そして陰で支えてくれた教職員の皆さんのおかげで,阿波高祭を終えることができました。
 阿波高祭を通して,クラスメイトがお互いをよく知るようになり,クラスにもより強固な団結が生まれたと確信しています。それを今後の高校生活に活かすことを願っています。
 5日の文化祭は一般公開でしたが,大勢の保護者,地域の方にお越しいただき,文化祭も大いに盛り上がりました。本当にありがとうございました 

新学期始まる

  熱中症という言葉をよく耳にしましたが,暑くて長かった夏季休業も終わり,8月29日に2学期がスタートしました。大きな事故もなく,全員元気に新学期を迎えられた事を一番うれしく思っています。
 1学期の終業式で,「この夏をどう過ごすかは,みなさんにとってとても重要です。普段学校ではできないことができます。学習においては,目標を持ち,計画を立て,有意義な夏季休業にしましょう。あらたに真剣に学習に取り組む決意をした生徒は,成果が出てくるまでには3ヶ月は辛抱してください。なでしこジャパンのように,最後まで第一志望をあきらめずに頑張りましょう。」という話をしました。多くの生徒にとって,補習,家庭での学習,部活動,合宿と,充実した夏季休業になったのではないかと思います。
 今,生徒は9月2,3,4日に行われる阿波高祭に向けて頑張っています。生徒会役員は泊まり込んで企画・運営・準備にあたっています。クラスや部も出し物の練習や準備に余念がありません。9月3日の文化祭は一般公開になっています。地域の方々にも大勢来ていただき,楽しんでいただくとともに,阿波高校の良さを知ってもらいたいものです。

地域説明会終わる

本年度の取り組みの重点目標に情報の発信・公開,中学校・地域・保護者等との密な連携があります。
  8月に本校でおこなわれる体験入学や各中学校で実施される説明会で阿波高校を紹介してきましたが,大勢の中では質問もしにくい面もあります。阿波高校をより理解してもらうために,本年度初めての試みとして地域説明会を上板中央公民館,土成コミュニティセンター,阿波高校,鴨島公民館の4か所で実施しました。学校紹介ビデオ視聴の後,教務関係,進学関係等の説明をしました。
  暑い中,また夜の実施にもかかわらず出席してくれた中学生の皆さん,保護者の皆さん,本当にありがとうございました。一人でも多くの中学生のみなさんが志望してくれることを期待しています。

盛り上がった近畿支部同窓会

7月3日大阪で近畿支部同窓会の総会が行われました。例年より多い88名の同窓会員が集まり,盛大な総会になりました。卒業生による墨絵の実演,天水連による阿波踊りが披露されみんなで踊るなど,大変楽しい時を過ごしました。多くの同窓会員と話をしましたが,同窓生の母校に対する熱い思いがひしひしと伝わってきました。総会終了後も多くの同窓生が2次会に参加し,和気あいあいとした雰囲気の中で交友を深めました。
 8月7日には本部の同窓会総会が阿波高校で開催されます。2年後には創立90周年を迎えます。今後とも同窓会と連携を密にしたいと思っています。
  

有意義だったPTA大学見学研修旅行

 7月1日,バスは雨の中阿波高校を出発し,目的地である関西大学と神戸大学に向いました。保護者の日頃の行いが良かったのか,目的地に着くまでに雨は小降りになっており,雨も気にならず研修できました。
 バスの中では,大学や進路に関する説明が行われ,説明をしっかり聞いたかどうかチェックするための期末テストが行われました。そして成績優秀者は表彰され景品が贈られました。またビンゴゲームでも盛り上がり,和気あいあいの雰囲気の中研修旅行が実施されました。  関西大学では職員と大学生,神戸大学は本校の卒業生が案内してくれましたが,施設の素晴らしさや教育環境の良さにはびっくりしました。
 教員と保護者の輪も広がり,非常に充実した有意義な研修旅行になりました。来年度はもっと多くの保護者に参加いただき,輪を広げていきたいと思っています。